10.17.2012

EDWORK JACKET

INSIDE BOUNDにて新型のジャケットとパンツ受注開始しています。
10/21まで。
今回はジャケットのモデルカットと説明をお送り致します。
アイテムの写真はこちら

上2枚の画像に写っているバーガンディのパンツが
今回受注しているパンツですがこちらの詳細は次回。



 
 
Mサイズ着用:モデル173cm 56kg
EDWORK JACKET
¥27,300(26,000-)
Cotton 100%
SIZE:M,L
COLOR:BLACKxGREEN


エドワードジャケット meets ワークジャケット

エドワードジャケットとは1950年代イギリスにて、
TEDDYBOY,TEDSと呼ばれる不良達によって愛用されていた、
テッズジャケットとも呼ばれるジャケット。
(ルーツを辿るとズートスーツが由来という説もあるがそこは割愛。)
リーゼントにエドワードジャケット、シャツにループタイ
足下はラバーソール、正に王道ロックンロール・ロカビリーカルチャー。

1970年代後半PUNK全盛期、当時マルコム・マクラーレンと
ヴィヴィアン・ウエストウッドがやっていた『LET IT ROCK』でも、
エドワードジャケットやラバーソールは売られていた。
イメージはロックンロール的なアイコンではあるが、
ジョニー・ロットンがエドワードジャケットを着ていたのは有名で、
ABRASIVE WHEELSもレコードジャケットで着用しているし
意外にもDISCHARGEのメンバーも着用している写真がある。
1950年代のTEDS達から始まり、PUNK、ネオロカビリー、サイコビリー、
ハードコアまで、ライダースジャケットと同様
時代を超えて受け継がれて来たアイテムであることは間違いない。

しかしエドワードジャケットは気軽に着れるものではない。
Tシャツにジーンズ、スニーカーでエドワードジャケットを
軽く羽織ったところで全く決まらないのは容易に想像出来る。
しかし現代社会に置いて常に完璧なファッションでは過ごせない。
週末、街へ繰り出す際に気合い入れておしゃれしようというのが
割と多いのではないだろうか。

個人的な話だが、エドワードジャケットを昔着ていた時期もあったが、
着る時を選ぶという欠点と、今の自分のスタイルでは合わないことは分かっていた。
そこで日常着であるワークウエア・特にダスターコートとの共通点を見いだし
今回の"EDWORK”が生まれた。

まず裏地は無く一重仕立て。生地はダック地と呼ばれる物を使用、
一般的にはワークウェア等に使われる分厚くて硬いイメージの生地だが、
今回使用した物はそういった印象ではなく、中肉のほどよい堅さ。
ベルスタッフ等のワックスコットンのオイルが抜けた様な風合いである。
あたりが出やすく、早い段階で経年変化を味わえる。
ダスターコートの要素も兼ね備えているので、軽く羽織れるよう
タイトすぎず、しかし緩くなりすぎないようなシルエットに仕上げた。

上衿と袖口、ポケット口はコーデュロイ。
これは通常のエドワードジャケットと同様の仕様。
表地に合わせて、やや細めのコーデュロイをチョイスした。

通常のエドワードジャケットの様にかっちりした着こなしも可能だが
ダスターコートの様に適当に羽織る感じをお薦めする。

製品加工はしていなく、ワンウォッシュのみ。
個人的にはがんがん着て汚してあたりを付けて味を出していって欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿