高校生だった私は、二人の友人と共に鈍行列車を乗り継いで東京へ。
TOKYO BIG RUMBLE、クラブチッタへ向かった。
その当時存在したかもしれないが、自分達の知る限りではサイコビリーバンドは
地元新潟には居なく、レコード屋にも本当に少ししか置かれていなかった。
私達はDOLLやBURSTの僅かなレビューや情報を頼りに、
何人かで通販でレコードを買っていたが、ハズレかぁーと思う物もしばしばだった。
何人かで通販でレコードを買っていたが、ハズレかぁーと思う物もしばしばだった。
しかし折角買った物を聴かないのは勿体ないので何度も聴いて、
そのうち好きになったりしたが、そうやって良いと思ったものが
本当によかったのかは今となっては定かでは無い。
そんな僅かな情報と知識しか持ち合わせていない田舎の高校生の、
初めてのサイコビリー体験がTOKYO BIG RUMBLEだった。
チッタに入った私達は度肝を抜かれた。
東京にはこんなにもサイコビリーがいるのかと…。
(しかし地方組も多く、ちょうどシーンが
非常に盛り上がっていた時期だったということを後に知る)
色とりどりのサイコ刈りやパンチ合戦を初めて観たし、
トイレが血だらけだったり、未体験の世界だった。
約10年を経て、友人の中に当時そこに居たという人が数人居た。
NEIGHBORSボーカルもそのうちの1人だったりする。
まさにこの時。ネクロマンティックスが来た。
0 件のコメント:
コメントを投稿