今の世の中、一般的には『物』に対しての評価は結果、即ち売上が全てだとされがち。
何気なく観ていたTVの特集で、今一番売れている雑誌の出版社を取り上げていた。
物が売れるということは、認められているということと一応イコールになるとは思いますが、
その雑誌は女性ファッション誌で、ブランド物の付録(ポーチなど)をつけて売上が大幅UPしたとのこと。
『雑誌とは元々付録がついていた』等と言っていましたが、
付録目当てに買うのがはたして雑誌の本質と繋がるのか?と。
まあその雑誌の目的が『売れること』で、そのためには付録でもなんでもつけて
読もうが読ままいが関係なし、売ったもん勝ちというのなら否定はしませんが。
付録など付いていなくとも、個人的に内容が好きだった雑誌は今もう廃刊になってしまった物が多い。
新潟の田舎で育った自分にとって雑誌というのはすごく貴重な情報源だった。
たしか小学生の頃、何気なく手に取った『BURST』。
昔のBURSTはほんとにいい意味で狂った記事が多く、あれが新潟の田舎の書店にまであったことが凄い。